お久しぶりです。
があいさつになりつつあります。
オズキューブスタッフのざっき~です。
今日は、エコーの語源について書いてみようと思います。
カラオケなどによく行かれる方にとっては
身近な言葉だと思います。
まず、意味ですが、ざくっりと簡単に言いますと、
やまびこです。
なぜエコーというか?
そこにはこんな神話があります。
昔、エコーというニンフ(妖精)がいました。
エコーは明るい女の子で、仲間のニンフからも好かれていました。
そんな彼女の欠点は、おしゃべりなこと。
ゼウスが浮気相手と戯れているときに、
ゼウスの妻ヘラとおしゃべりをしてゼウスを助けていました。
そのことに気付いたヘラは、エコーに罰として
自分からは喋れないことと、相手の言葉をそのまま繰り返すこと
しかできないようにしました。
そうして落ち込んでいるエコーは1人の美少年に出会います。
その少年の名前はナルキッソス。
隠れていたエコーの気配に気付いたナルキッソスは声をかけます。
「誰かいるの?恥ずかしがらずに出ておいでよ。」
その言葉を聞き、また、ナルキッソスのあまりの美しさに
エコーはつい出て行ってしまいます。
ナ「こんにちわ。僕はナルキッソス。君はだあれ?」
エ「こんにちわ。僕はナルキッソス。君はだあれ?」
ナ「まねするな!」
エ「まねするな!」
ナ「気持ち悪いな」
エ「気持ち悪いな」
その言葉に傷ついたエコーは
山の深くに姿を隠してしまうようになりました。
そうして今でも、山に届く声を繰り返し続けているのです。
チャンチャン♪
ちなみに、ナルキッソスの話には続きがあります。
少し短くなると思いますが、それはまた次回。
オズキューブスタッフのざっき~でした。